ランクUPのスクリプトの一部です。
aは種族、bは悪魔のIDになっています。今回重要なのはbの悪魔のIDです。
途中の過程を省いているのでわかりにくいですが、ランクUPの処理をする際、悪魔のIDをそのまま±して移動しています。
仮にIDが124(天魔ヴリトラ)で精霊合体によりランクダウンを起こした場合、ここに入った時点で125(ターラカ)になっています。
下のデータベースを見ると解りやすいですが、ランクUPの場合このデータベースを基準として移動しているため、悪魔を追加する場合は空きを作るために1つずつデータをずらす必要が出てきます。
例えば地母神エキドナと地母神アルテミスの間に悪魔を追加したい場合、データベースを、
134:地母神アルテミス
135:地母神ドゥルガー
136:地母神フレイア
137:地母神クシナダヒメ
といった感じにずらします。
具体的に変更作業が必要になってくるものは、
・データベースのずらし作業
アクター、職業、アイテム、武器、防具、敵キャラ、敵グループの7種類
・スクリプト内のID書き換え
振り分けステータス、スキル用ショップ、悪魔合体システム、仲魔初期化システムの4種
・種族も移動する場合
御霊システムの1種
・その他
エンカウントテーブルの修正
結構多いです。
1体追加するのにまずはこの作業量をこなさないといけないので、正直やっていられませんよね。
特にエンカウントテーブルが厄介で、こちらはコピペが効かなく、毎回IDを探して追加する必要があります。
#INSANITYでのランクUPの仕組み#
INSANITYでは悪魔のIDと移動数を分けてあり、ランクUPに来た時に移動させています。
akumaの中身に入っているのが悪魔のIDで、配列処理を利用してランクUP処理を行っているため、離れた悪魔とのランクUPが可能になっています。配列は神。
これによりデータベースを移動させる作業、エンカウントテーブルの修正をする作業が無くなりました。
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